
病棟看護師として昨年みどり病院に入職し、1年が経ちました。みどり病院に来る前、私は他病院で手術室と精神科病棟を経験し、通常の病棟勤務は今回初めてでした。みどり病院に入職後すぐは毎日の業務の流れを覚えるのに必死でした。
患者さんの生活環境を整えながら身体状態を観察し、ケアを行うことに難しさを感じていました。前病院では基本的な看護技術を用いて業務を行っていましたが、輸液・シリンジポンプ、血液培養などは行う機会がなかったため、初めて経験することも沢山ありました。
循環器病棟である2階では心・血管疾患の患者さんが多く入院されています。
不整脈アブレーション治療や心臓カテーテル検査・治療、ペースメーカー植え込み術などを目的に入院される方が多く、私には何もかもが初めてで戸惑いました。ですがその都度分からないことや不安なことを先輩に確認し教えていただきました。
心疾患以外にも腎不全でシャントを造設し血液透析をしている方、肝・胆・膵疾患、皮膚疾患、化学療法をしている方など様々な患者さんがおられます。沢山勉強することはありますが幅広く知識、技術を身につけることができ、自分の成長を日々感じられる職場だと感じています。
病棟全体の雰囲気も良く、先輩方に相談しやすいです。プリセプターの先輩には日々感じていることや不安なこと、経験したいことを相談できており、心の支えとなっています。同時期に入職した同期にも支えられています。
一時期は日々の業務に追われ、医師より受けた指示をチームの先輩に伝達し忘れるなどのコミュニケーションエラーを起こしてしまい落ち込みました。
「明るくあたたかい看護師でいたい」と思いつつ、落ち込んで暗くなってしまって自己嫌悪したり、上手く看護ができていないのでは?と考え込んでいる時もありました。そんな時、先輩看護師や同期が悩みを相談できる場を作り、親身になって寄り添ってくださり救われました。
また、患者さんからの「いつも元気で私も元気がでます」「優しい看護師さんですね」という言葉にも励まされました。
まだ未熟な部分もあるかもしれませんが、これからも一人一人の患者さんのお役に立てるよう、病棟看護師として誠心誠意頑張りたいと思います。