患者さんの思いを汲み取る看護

5月より元号が令和となり、新元号になるのを機に、「ダイエットをしよう!」と思って、テレビで流行りのダイエット法をやってみるものの、思うように効果が得られず、長続きしません。
でも、私はこのみどり病院に就職して、20年以上の月日が経ち、今もなお働いています。様々な経験をし、自分に誇りをもって、成長することができていると思います。
新人の頃は、教科書通りの考え方や方法でしか患者さんを捉えることができず、今思えば、もっと柔軟に対応することができたのではと思い出すことがあります。
いつ頃から、考え方が柔軟になっていったのだろうと考えみると、それは自分が、病気で体調を大きく崩した事がきっかけだったと思います。
言葉にすれば「しんどい」のこの一言ですが、この一言の中に無数の症状が表現されていて、言葉では言い表せないような症状があるという事を、身を持って体感しました。これをきっかけに、考え方が少しずつ変化していったように思います。身を持って体感した事と、これまでに経験した事を糧に、看護師として仕事ができる限り、患者さんの思いを汲み取って、患者さんの一言の重みを共感できる看護師であり続けたいと思っています。
また、仕事は楽しくなければ知識を身に付ける事も、続ける事も、成長する事もできないと思います。私は仕事の中で、患者さんや家族さん、一緒に働くスタッフとの会話ややり取りを通して、看護師という仕事にやりがいと充実感を感じています。日常の中では、長くは続かない事もありますが、ダイエットのために色々な方法を試してみたり、好きなアーティストのライブに行って、はしゃいでみたりと楽しい事を見つけながら、仕事を続けることができています。
これからも、仕事やプライベートの中で、ひとつでも楽しい事を見つけながら笑顔で頑張っていきたいと思っています。