手術前から退院まで、治療全体を通じて患者さんを支えたい~外科病棟を舞台に、5年目のキャリアアップに挑戦します~

みなさんこんにちは。マスク着用も個人の判断となり、コロナウイルスも少しずつ落ち着いてきたと思われますが、いかがお過ごしでしょうか。

私は看護学校を卒業後国立病院へ就職し、消化器内科病棟で4年間勤務してきました。厳しくも恵まれた環境で新人時代を過ごし、コロナ病棟も経験することができとても充実した看護師生活を送れたと思います。しかしそこは内科だったこともあり、入院中の患者さんに難しい外科的治療が必要になった際は他科に転棟をして、治療が一通り終わって戻ってきた患者さんを診るということが複数回ありました。

このように手術治療で他病棟に移られている場合、その経過は自分にとって空白であり、自分が直接携われていないことに徐々にジレンマを感じるようになりました。4年目に突入して業務にも一通り慣れてきた頃、このようなジレンマを解消して患者さんの治療全体を診ていきたいと考え、自分のスキルアップを視野に入れて、外科病棟を志望し、みどり病院に採用応募させていただきました。

念願かなって、今年の4月からみどり病院の外科病棟に勤務させていただくことになりました。しかし自分の中で外科病棟は怖いというイメージがあり、実際に勤務し始めるまでは不安でとてもドキドキしていました。でも入職してからはそんな不安はすぐになくなりました。病棟スタッフはもちろん、他部署・他職種のスタッフまで「大丈夫?慣れてきた?」と優しく声を掛けてくれるのです。新しい環境で緊張している私たち新入職者にとって、とても安心できる環境だと感じました。

現在入職から3か月が経過し、先輩看護師の力を借りながらではありますが、消化器外科手術前から術中、術後の患者さんを一貫して診ることも出来ました。今まで携わることが出来なかった外科的治療をしている患者さんを初めて看護することで、自分の中で点が線で繋がり、まだまだ未熟ではありますがようやく患者さんの全体を理解することができたと感じました。また、手術や画像診断の説明などをDrが直接スタッフに分かりやすく教えてくれる機会があり、たくさん学ぶことができています。

3階病棟のスタッフはママさんナースが多いです。私はまだ独身なので、仕事と家庭を両立させているみなさんの話を色々聞くとすごいなと尊敬しています。(しかも本当にみなさんきれいな人ばっかりなのです…!)仕事面だけでなくプライベートも素敵な方たちと一緒に働くことができ、毎日大変ですが楽しいです。これからもスキルアップできるよう、日々頑張っていきます。

それでは最後になりますが、みなさまお身体に気を付けてお過ごしくださいね。