看護部の抱負

20170127_nursing_department_01

新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
昨年の看護部の活動を振り返り、看護部目標の評価をしました。

①品格のある言動での対応

当院では、患者様家族様からの生の声を頂くことがあります。
お褒めの言葉も多くもらえます。
そんな時に私たちは、いつも元気をもらい、やりがいも感じます。
何よりも私たちは、入院中の患者様が元気に退院してもらえる事が一番なのです。
患者様、家族様の笑顔に癒されています。
しかしご指摘も頂きます。
何げない言動には、十分気をつけなくてはいけません。
ご指摘に対して真摯に受け止め、言動を振り返る事で答えに繋がります。
相手がどう思うかは、自分自身感じないことがほとんどです。
常に現場で検証していく姿勢を忘れず心から患者様、家族様に喜んでもらえるように日々行動していきます。
生の声を頂いてこそ私たちも成長していくのですから。

②安全なケアの充実

医療事故防止対策・院内感染防止対策として、私たちは、危機感を常に持ち医療・看護に携われるよう月1回の会議を開催しています。
委員会メンバーの取り組み意識も高まり、患者様の目線で考えミスを起こさない環境づくりに努め、業務に取り組んでいます。
患者様が安心して医療・看護を受けてもらえなければ意味がありません。
たとえば薬剤の確認も注意力をもって確認しないと確認したことにはなりません。
院内ラウンドも定期的に行っています。
患者様から信頼してこの病院を選んで頂いていることを念頭に、今後も気を引き締めて安全管理意識の向上を図っていきます。

③教育の充実

入職面接時によく聞かれるのが教育体制のことです。
入職してからどの様に関わってもらえるのか気になるのは当然です。
プリセプター制度を行っていますが、ずっと関わることが出来ないのでその日の担当者がいます。
今年度の入職3ヶ月・6ヶ月フォローアップ研修の感想で入職者の人達は、聞きやすい、言いやすい環境を求めていました。
また、患者様や医師・先輩から頼られることで自信にも繋がるようです。
私たちは、日常的な声かけで入職者に対してこれらの事を意識していきたいと思っています。
また医療従事者として安全・安心な看護には、学ぶ姿勢は必須です。
当院では、毎週のように勉強会があり、関係部署は積極的に参加しています。
自分自身の学びのために目的意識を持ってこれからも学んでいます。

④外来運営の充実

委員会を月1回開催しています。
患者様の待ち時間対策やご紹介を受けた医療機関や開業医への返書の検証、外来検査状況などデーターを基に検討しています。
問題点を出し合い委員会を軸に各部署が協力し合うことでよりよいサービスに繋がっていきます。
患者様が安心して通院して頂けるには、まずは窓口対応です。
最初の対応ひとつ安心感に繋がります。
一つ一つの事例を共通認識し地域の皆様が安心できる医療機関を今後も目指していきます。

⑤ベッドコントロール

病院運営に欠かせない課題が、入・退院調整です。
全職員が共通認識を持ち、関わっていくことが前提です。
外来受診、入・退院がスムーズにできることはもちろんですが、病床の有効利用を常に意識していくことが職員に求められています。
看護部では毎朝、看護部長・副看護部長・師長が集まり報告・検討しています。
また病棟間でも定期的に患者カンファレンスを開催しています。
患者様中心の医療・看護ができるよう検討を重ね私たちは今後も努力していきます。

今年は、酉年です。
酉という文字は、酒を作る器を意味しており成長・成熟を表しているそうです。
まさに今年は職員一同色々な事に成長しなければいけないと思っています。
各自の与えられたポジションでできる事は何なのか。
その課題を達成させるためにポイントを押さえながら、また軌道修正しながら成長していきたいと思っています。