ふれあい看護体験

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当院では、毎年、夏休みの時期に高校生、看護学生、一般の方を対象に「ふれあい看護体験」を行っています。
今年度は17名の応募があり無事終了しました。

少子高齢化、世帯構成の変化等により医療・福祉・介護のニーズの多様化・高度化のため、社会全体でボランティア・福祉活動への取り組みも注目され、重要性が高まっています。
私たちは、これからの高齢化社会を担っていく人達に、患者様と直接触れ合い医療職の素晴らしさを実感して頂き、看護の心が届けばと思い活動しています。

体験者の人からは、
「人と関わること、話すことの大切さと命を預かることの責任感を実感しました。」
「いつも笑顔で華やかに見える看護師さん、実際体験してみて気力と体力を使う仕事だと思いました。患者さん一人一人に笑顔で話しかけながら、テキパキと動いている姿、とても尊敬しました。看護師を目指したいという思いが強くなりました。」
「ベッドメーキングをさせてもらい、患者さんに快適な入院生活を過ごしてもらえるように配慮していることも学べました。皺のないシーツを作るのも難しかったです。」
「多職種の方々が患者さんのために一生懸命みんなで協力しているから、患者さんが心地よく生活できているのだと感じ、自分もこんな風に人の命を救う仕事に就きたいと思いました。」
などの感想が聞けました。
病院で色々なことを体験してもらい、このような貴重な感想を頂けて、指導する私たちもこれからの活動に活かしていきたいと思っています。

未来の看護師が将来への夢を実現できるよう、私たちは心から願っています。
そして何年か後に医療の現場でお会い出来ることを楽しみに、毎年このような関わりを大切にしていきたいと思っています。

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