平成30年を終えて・・・

今年も残りわずかとなりました。そして平成が終わろうとしています。

 

1980年19床でみどり診療所を開設し、1983年の今から35年前にみどり病院が開設され、更に全館リニューアルして10年が経ちました。

病院見学される方から今も「綺麗な病院ですね。」「温かい雰囲気を感じます。」と言われ、私は、毎回誇らしげに「よく言われます。」と応えています。リニューアルしてから看護師はもちろん多職種の入職者が増えました。

 

来年を迎えるにあたり当院の今年1年を振り返ってみました。

看護部としての今年の取り組みはどうだったのか?

大きく分けると「専門性を高める看護」「働きがいのある職場づくり」が挙げられます。

 

「専門性を高める看護」としては、循環器・消化器・呼吸器疾患・リウマチ膠原病の患者様の看護がより充実してきました。

充実した点は、疾患だけにとらわれず、看護の視点で患者様の方向性を理解し、チーム医療で、退院に向けてのカンファレンスが定着してきたことです。

毎年教育研修委員を中心に院内研修会を企画しています。内容としては、院内講師での様々な勉強会はもちろんですが、今年は4月から呼吸器の医師が入職されたので、食事をしながらのランチセミナーを行い、同じ内容で夕方セミナーも行いました。そして循環器の医師が主に新人を対象に勉強会も定期的に開催しました。

また外部講師を迎えての研修会は、「コーチングセミナー」「コミュニケーション技術」「結核について」「抗菌薬適正使用」「腰痛予防」「エンジェルケア」「癌性疼痛」「心不全症状に対する緩和」を企画し実践できました。これらは、看護師だけでなく当院スタッフが専門的知識をより深められる内容でした。

 

そしてもう一つ「働きがいのある職場づくり」は、離職対策にもつながる職場の環境を整えることです。

人の確保ができ福利厚生も充実してきました。勤務中は緊張感の連続なので有給休暇を取得できることでゆとりも出できます。身体を休めることで心も身体もリフレッシュできます。

看護部の目標に挙げている「言える、聞ける、話せる」環境づくりを皆で意識してきました。

まだまだ離職対策に向けて課題はありますが、働き方改革の取り組みに今後も着手していきます。

 

来年1月26日は、就職説明会の開催を予定しています。参加者の人達たちが私たちの仕事に対する取り組む姿を見て、何かを感じて頂き、みどり病院で働いてみたいと思ってもらえるよう企画します。

そして私たちがこれからも目指すこと。それは、地域の皆様に心温まる医療・看護を提供すること。何事にも誠実に取り組んでいきます。