<看護部の理念>
「心温まる看護」の提供
<2019年度看護部の目標>
ハラスメントのない職場
①聞ける・言える・話せる環境
②退院支援の確立
③人材育成と自己啓発
④安全なケアの提供
⑤品格のある言動での対応
今年度は、離職対策・教育を念頭に「ハラスメントのない職場」とし、看護部の目標を5項目挙げました。
当院の看護部は全職員の6割弱を占め、年齢層は30代40代が6割以上で平均年齢は看護師42.2歳、看護助手は44.1歳です。子育中の人は約5割と多く今後も引き続き子育て支援に力を入れていきます。平均勤続は看護師9.2年、看護助手は6.7年で年々増加の傾向にあります。
働き方改革は、業務量をふまえての人員確保をする事で成り立ち、ライフワークバランスに結びついてきます。当院では残業時間の軽減、有給消化について実現出来てきました。また今年度は、正社員短時間制度の導入も予定しています。
当院の勤続年数は1~3年が約20%、4~10年が約40%、11年以上が約40%です。離職者数も年々減少してきました。前向きに働こうとしている人が、働き続けられるには、日ごろの関わりが重要で信頼関係こそが離職対策に繋がっていきます。指導する側の言動で相手の思いが変わってきます。お互い人権を尊重しハラスメントのない活き活き働ける職場を作っていきます。
①「聞ける・言える・話せる環境」職員同士、共に相談しながら患者さんへのケアが出る。また他職種との関わり等、分からない事を先輩看護師に聞ける環境を部署内で作る。相互が良きパートナーとして関わっていくことで不安が解消します。
②「退院支援の確立」受け持ち看護師を中心に多職種と連携し、退院支援がスムーズにできる事が目的です。入院前からそして入院中、退院後の生活を視野に入れ、患者さんの思い、御家族の関わり、今後の行き先等のことが考えられるように情報や状態を把握してチームで関わりを持つ事が必要です。
③「人材育成と自己啓発」人財は財産です。人が育つ環境は、自ら学びたいと思える事です。今年度は各委員会を中心に院内勉強会を開催し、院外研修会にも各自が積極的に参加出来るようサポートしていきます。
④「安全なケアの提供」リスク管理は、患者さんのためが基本です。院内感染・医療安全面からも安心して外来通院、入院生活を送って頂けるよう多方面から分析し取り組んでいきます。
⑤「品格のある言動での対応」患者さん、御家族から、みどり病院に入院して良かった。退院しても関わっていきたいと思って頂けるよう気配り、心配りをしていきます。各自の何気ない言動が他者に大きく影響する事を日々感じながら、時には感情のコントロールが必要になってくると思います。
以上5項目を今年度の目標として看護部一同邁進していきます。