世間では新型コロナウイルスの影響で、入社式が中止になったり、web入社式に変更になったりしている中ではありますが、みどり病院では予定通り4月1日に入社式を行い、看護師8名、薬剤師1名、理学療法士1名、検査技師1名、クラーク1名の総勢12名を迎えることができました。
12名のうち、新卒者が6名、経験者が6名です。
みどり病院では新入職者に対し、約2週間の集合研修を受けていただきました。
目的として、
① みどり病院を知る
② みどり病院の一員としての自覚を持つ
③ 同期の結束を養う
④ 医療従事者としての基本的な知識の習得
以上の4つを習得できるように、研修内容を組みました。
病院の職員はそれぞれ専門的な勉強をし、資格を持って職に就いています。
しかし、その部署のことだけ解っていれば良いというものではありません。
みどり病院のような中小病院では、一日仕事をしていく中で自部署内だけで完結できません。
他部署との関わりは必要不可欠です。ですから、職域を超えて病院職員全体で、新入職員を育てる必要があります。
今年も各部署の方々に協力してもらい、研修を行うことができました。
今は、新型コロナウイルスの拡大で、医療現場では一人でも即戦力が必要な時です。みどり病院も例外ではありません。
一般企業では、web研修等を行われているところもありますが、みどり病院では会議室や各部署での研修を行いました。
今年は、新型コロナウイルスの影響も鑑み、マスク着用・手指衛生の徹底、健康チェック等を行いながらの研修でした。
看護部は、約2週間の集合研修のあと部署配属とし、現場のオリエンテーションや教育研修委員会が中心に企画した実践に沿った研修を約1週間行いました。
師長・主任が中心になり講師を担当していただきました。研修を通して、お互いに顔・名前がわかり実際の現場で、困ったとき、報告があるとき、相談があるときなど声がかけやすくなるのではないかと期待しています。
集合研修の最後には、“3か月後の自分”をテーマに、3か月後自分はどうなっていたいか?どうなりたいか?を考え、そのために、向こう3か月、どう行動するか!何をするか!を書いてもらいました。
みんなそれぞれ3か月後の目標を設定し、不安と希望を抱え歩み始めました。
私たち先輩職員は職域を超え、新人を病院全体で温かい心で見守りながら、時には手を差し伸べ、少しずつ前に進めるよう指導していきたいと思っています。
そして、3か月後フォローアップ研修で成長した顔で集まれることを楽しみにしています。
“倫(とも)にがんばりましょう!!”