“チームみどり”でスキルアップ!

蒸し暑い毎日が続いていますが、皆さん、夏バテなどで体調をくずされていませんか?
学生さんは夏休みを満喫していますか?

我が家では、この春、長女が高校受験を経験しました。
長女にとっては勉強しないといけないのはもちろんですが、自分の将来についてとてもよく考えた年になりました。
自分が好きなことは何なのか、やりたいことは何なのか、職業として何を選択するのか…。
もちろんまだ中学生なので、やりたいこともたくさんあるし、ぼんやりとしか考えられなかったと思います。
しかし、この受験をきっかけに、長女にとっても、私にとっても、自分を見つめるいい機会になったかと思います。
彼女の将来について、私も親として、人生の先輩として一緒に考え、私が今までやってきた仕事、学生時代やりたかったこと、経験してみて良かったこと…たくさん話をしました。

私は今、みどり病院の外来クラークとして働かせて頂いています。
医療資格を持っていなかった私ですが、医療の知識を身に付けることができ、患者様と接することが出来るこの仕事に魅力を感じています。
病院では医師や看護師のほかにもたくさんのスタッフがいます。
私のような事務員もいますし、栄養士さんや検査技師さんなど、それぞれの立場で専門的な知識を持って医療チームとして働いています。
私は診察室にいるクラークとして、微力ながら医師や看護師のサポートをしつつ、少しでも患者様のお役に立てれば…と思っています。
ある先生が「患者さんが病院の玄関に入るときの気持ちの90%は不安な気持ちを抱えているんだよ。」と話されていました。
私も患者様の不安を少しでも和らげたい、少しでも楽に過ごしてもらいたい、という思いで働いています。
時には自分の知識不足に落ち込むこともありますが、患者様が元気になる姿をみたり、「ありがとう」というお言葉を掛けていただけると、とてもうれしく思います。
人の役に立ちたい、というような大それたことは言えませんが、同じ思いを持っているスタッフの中で働けることはとても幸せに思います。
 
そんな私も、入職したばかりの頃は医療知識なんて全くなく、何をするにも分からない事ばかりでしたが、困ったときは誰にどんなことを聞いても丁寧に教えてくれました。
それでも「私にはこの仕事は向いていないんじゃないかな」と考えたり、私のミスで患者様に迷惑をかけてしまったらどうしようと不安になり、とても怖くなることもありました。
でも、先輩クラークさんをはじめ、不安に思ったことを相談すると、親身になって話を聞いてくれ、その不安を解消してくれました。
家庭と仕事の両立を考えた時も、子供が熱を出した時やけがをして学校から呼び出された時なども気持ちよく休ませてもらえます。

そしてなにより、みどり病院で働くスタッフは多くの勉強会に参加し、常に新しい知識を得ようと向上心を持った人たちばかりです。
「何か資格を取りたいと思うなら、私が知ってることは何でも教えられるよ』と言ってくれるクラークの先輩もいますし、『検査は見学に来たらいいよ、説明する時に役に立つよ』と言ってくれる看護師さん、検査データの見方を分かりやすく説明して下さる検査技師さん、など、悩んだとき、困ったときにはすぐに相談することができ、何かやりたいと思ったとき、助けてくれるスタッフがみどり病院にはたくさんいます。

今は私がこれまで一番不安に思っていた「検査説明業務」に取り組んでいます。
検査の内容や患者さんへの説明の仕方など、丁寧に教えてもらいながら日々経験を積んでいます。
検査説明をするのは医師や看護師だけではなくなった今日。
クラークも自信を持って、検査の説明ができるようにと、多忙な業務の合間をぬって、外来看護師さんたちを中心に取り組んでいるのが、「誰でもわかる検査説明マニュアル」の作成です。
本当に、なんて頼もしくて、チームワークがいいのだろうと、感じています。
そして、私はそんな恵まれた環境=みどり病院で働いています。
これからも頼もしい医療スタッフの一員として役割を果たせるようにスキルアップを目指し頑張っていきたいです。

余談ですが、お陰様で長女は念願だった第一志望高校に進むことが出来ました。
大変なこともたくさんあるとは思いますが、みどり病院で働くスタッフのように大変だけれどやりがいのある仕事を見つけてもらいたいなぁと思っています。