皆さんこんにちは。
前回は「患者様と医師をつなげるクラーク業務」ということで、みどり病院外来でのクラーク業務についてご紹介させていただきましたが、いかかでしたか?
私はみどり病院外来でパート看護師として働いています。入職してこの秋で3年になろうとしています。それまで病棟でしか働いたことがなかったので、外来での勤務はみどり病院が初めてでした。病棟業務と外来業務は共通する部分も多いのですが、外来ならではの業務もあります。
そこで今回はみどり病院外来の看護師の仕事を紹介したいと思います。これから就職・再就職を考えられている方、ぜひ参考にして下さい。
外来は病院の「顔」と言われています。最初に患者様を受け入れる場所であり、病院の医療や看護の質を印象付ける大切な部署です。みどり病院外来では『いつも笑顔で患者様の心に寄り添うこと』をモットーに、患者様に対して笑顔・声かけ・心配り・丁寧な対応を心掛けています。
まずは外来看護師の仕事内容を紹介します。
①問診
受診される患者様一人一人に対して診察前に声掛け(問診)をすることを大切にしています。患者様の訴えや表情・バイタルサイン・全身状態の観察より、一人一人の状況に応じた丁寧な対応を心掛けています。また体調の変化があった場合は、診察を急ぐべきかアセスメントし医師と連携し素早い対応を行うようにしています。
②処置
診察室(医師)から指示の出た採血・点滴を行います。
外科・整形外科の診察介助は処置があることも多く看護師が担当しています。患者様の負担軽減のため短時間で処置を終えるよう、必要物品をあらかじめ準備しておき手順も頭に入れておきます。縫合や穿刺時には清潔操作が必要であり、手技を確実に行うことが重要です。
③検査・入院の説明
診察室から指示の出た検査や入院の説明を行います。
検査説明時にはその検査に必要な中止薬や食事制限の説明を正確に分かりやすく説明する必要があります。例えば内服薬が一包化されており中止薬が分かりにくい場合は、薬局と連絡を取り、患者さんに分かりやすいように調整を依頼することもあります。
ご高齢の方や検査・入院に際して不安がある方等へはご家族の方にも一緒に説明を聞いていただき、安心して検査・入院へ臨めるようにしています。
④救急患者の受け入れ
みどり病院は2次救急対応施設であり、救急搬送の患者様・診察時間外での患者様の対応をしています。患者様の症状に合わせた問診を聞き、医師より指示された検査をスムーズに行えるようにしています。また急な出来事で動揺されている患者様やご家族様に安心して治療が受けられるよう、患者様やご家族様の表情や発言を気にかけ不安が和らぐような声掛けを心掛けています。
⑤特殊検査
みどり病院では外来看護師は手術室・カテーテル治療室・内視鏡室でも活躍しています。
手術・カテ・内視鏡検査がない時は外来で、ある時はそれぞれの場所で活躍しています。様々なスキルや知識を持ったスタッフ同士で切磋琢磨し、専門性のある質の高い医療と看護を提供できるよう、日々努力し業務に励んでいます。
以上、大まかにですが外来での看護師業務になります。
次にみどり病院外来の雰囲気を紹介します。
外来看護師は現在18名(常勤7名、パート11名)で年齢も経験も幅広い層で頑張っています。30~40代の非常勤スタッフが多く、子育て中のママさんナースも働きやすい環境です。例えばお子さんの病気等で急に欠勤になってしまう時でも、他スタッフがカバーしながら助け合っているので大丈夫です。私も子どもが4人おり、子どもの病気のため急に休まなければいけなくなったことがありますが、スタッフ皆さんが優しく対応してくれ、最初は驚いたぐらいでした。
またスタッフは皆明るく、現場の雰囲気は和気あいあいとしています。仲もいいので新しく入ったスタッフもすぐに打ち解けることができると思います。
みどり病院では新入職員に対して、マンツーマン体制でプリセプターによるスタッフ教育を行っています。何かわからないことがあれば誰に聞いても優しく丁寧に教えてくれる環境なので、安心して現場の雰囲気や業務に慣れていただくことができます。
また特殊検査にも、研修からステップアップし介助につける環境を整えています。私もみどり病院入職後、上部消化管検査の研修を受け、今では検査の介助につけるようになりました。そして下部消化管検査についても現在研修中です。
以上、みどり病院外来の看護師の仕事についてお話させていただきました。
10月には当院初のWeb就職説明会もあるので、興味のある方はぜひ参加してください。
私たち外来チームの一員として一緒に働きませんか?