みどり病院2年生!~ママナースと3人の小さな応援団~

みなさん、こんにちは。外来看護師のNです。みどり病院にパートとして就職して1年半ほどが過ぎました。看護学校を卒業してからは、急性期病院の血液内科(無菌室)病棟で4年間、循環器・心臓血管外科病棟で5年間働いていました。結婚を機に家庭に入り、主人の転勤で各地を転々としました。その間に私も3人の子ども(9歳6歳4歳)の母に。そして、この度9年ぶりに、ママナースとして復職しました。

久しぶりの就職活動。初めに保活(保育園への入園)で苦戦…。保育園が決まらないと、勤務できるか分からない。勤務先が決まらないと保育園に入園できない。そんなジレンマもありつつ、一時保育を活用して、何とか就職活動のスタートラインに着きました。独身の時は、夜勤もしていて仕事優先の働き方でしたが、今回は状況が違いそうはいきません。お互いに他県出身なので子育ては夫と私の2人きり。両親の協力は得られないことが前提です。

子どもが小さく夜勤はできないな…、子どもの急な体調不良で休むことがあるかもしれない…。新卒の就職活動の際には考えもしませんでしたが、本当に私が働けるところはあるのかなぁと不安ばかりが募りました。みどり病院は、そんな私の9年ぶりの復職に際して、初めて面接をしてもらった病院です。「おたがいさま精神」の職場風土で、ママナースも沢山活躍しているから大丈夫と話してもらい、ほっとしたのを覚えています。

配属は、外来兼カテーテル室で、どちらも初めて経験する部署です。今までの病棟勤務では、完治(や完全寛解)して退院された患者様とお会いすることは、あまりありませんでした。時折通院の際に病棟に会いに来てくれる方や、体調を崩して再入院される方に会うぐらいです。しかし、今回はその逆で入院中の療養生活に直接関わる機会は少ないのですが、外来の初診時や通院の際、カテーテル室での治療の際と違う角度から患者様に関わることになりました。

外来では、外来診療(採血や点滴、検査、処置)や発熱外来、救急対応など来院される患者様の様々な対応を行っています。カテーテル室では心臓や足の血管治療や不整脈の治療が行われていて、学ぶことも沢山あります。先輩ナースや先生方、多職種の方々に優しく(時に厳しく?)教えてもらい、医療の進歩にも驚く日々です。分からないことは隙間時間に本(今ではネットでいつでも購入できます)やスマホで調べて勉強しています。「まとまった時間が欲しい!」最近の私の口癖です。

9年前の看護師時代とは、自分の時間の使い方が大きく変わりました。その中でも、患者様に安全で安楽な看護が行えるように知識と技術の研鑽に努めていきたいと思います。そして、いつもフォローしてくださる先輩方の優しさや、「仕事がんばって!疲れてたら家でごろごろしていいよ。」と言ってくれる子ども達の応援を胸に、初心を忘れることなく、患者様が住み慣れた地域で自分らしく過ごせるように、お手伝いしていきたいと思っています。