暑くなってきましたが、皆様、体調を崩したりはしていないでしょうか?
私はみどり病院に入職して今年で9年目となり、3人の子育てに奮闘しながら、外来看護師として働いています。仕事が終わり、帰宅後は子供の習い事に、夕飯づくり、寝かしつけまで休みなくバタバタと余裕のない日々を送っています。
日々の疲れが溜まっているのか、鏡に映る自分のどんより疲れ顔に驚くこともあります(汗)外来で疲れ顔の看護師が、患者様を迎えるのはよくないですよね・・看護師として、朝から元気な笑顔で患者様をお迎えして仕事ができるように、実は毎日コツコツ頑張っている美顔マッサージを今日は紹介したいと思います。
アラフォー世代に突入したあたりから、顔が大きくなったような気がしていたのですが・・・(笑)それが気のせいではないようです!!20代から60代までの約40年間で、顔は平均3㎝も長くなるという研究結果も出ているのです。
しかし、この「顔の土砂崩れ現象」は、日々の努力で食い止めることが可能かもしれないそうです。これから娘をモデルに、私が続けている美顔マッサージを説明していきます。
①まずは準備。鎖骨と耳周りのリンパを流しましょう!
鎖骨上のくぼみを、人差し指・中指・薬指の3本で3秒圧迫するのを2回。
次に人差し指と中指で耳を挟んでぐるぐると7回、手前から引き上げ、奥へと回すように指を動かします。
②口元のコリをゆるめ、口角をキリリと引き上げます!
口角の横に、押すと痛む部分があります、ここに老廃物がたまると、口角が下がる原因に。指の腹でグリグリグリと3回、小さく回しながらやや強めに刺激していきましょう。コっていれば痛みを感じますが、コリがほぐれればそれほど痛まないです。
③ほほの筋肉をほぐして、重たい老廃物一掃!
口の開け閉めをすると動く顎関節周辺に老廃物がたまると、輪郭のゆるみが出ます。両手を握り、顎関節周辺に圧し当て、グルグルと7回、回してください。手の形はそのまま、頬骨の下を同様に7回グルグルと。頬の高い位置が下がると、老け顔になるので頑張りましょう!
④あご下と輪郭をすっきりシャープに!
手を軽く握って親指を立て、親指をあご下に、人差し指の側面を正面におき、あごを挟んで耳下まですり上げることを4回繰り返します。親指に力を入れることがポイントです。
⑤顔の下半分のたるみの原因を、首筋から流して終了!
顔の下半分たまった老廃物は、先ほどまでのマッサージで耳周辺に集まりつつあるので、首からわきの下に掛けて流していきましょう。耳の後ろから首筋のリンパ腺を肩まで4回なでおろします。
最後に人差し指から薬指までの3本の指先を使い、鎖骨の上を3 秒グッと押して終了。
★マッサージは、朝晩の2回行うのが理想ですが、空いた時間に毎日継続しましょう。
こんな風に時間とお金を掛けずに、毎日娘と一緒にマッサージをしています。この美顔マッサージに割く時間は、みどり病院の看護師として笑顔で患者様を迎えるための努力の時間というだけではなく、私にとっては我が子と楽しく触れ合える大切な癒しの時間となっています。こういった癒しの時間を毎日しっかり確保することで、自ずと心にも余裕が出来て、翌日は身も心もリフレッシュした良いコンディションで仕事を続けられています。
病院看護師の皆さんは、仕事に子育てと忙しい毎日を過ごされている方が多く、患者さんに全力で尽くしている人ほど、つい自分自身の身体や顔のケアが疎かになりがちと思います。患者様にとって、いつまでも優しいナイチンゲールで居続けるためにも、ご自身のケアも大切にして、すこやかな心身で職場に出勤しましょう!