心もぽかぽか、春待ちアロマケア~冷えやすい季節に、身体を温める習慣を~

2月に入り、寒さがやわらぐ日もありますが、朝晩は冷え込むことも多く、まだ油断できない季節ですね。こんにちは、外来クラークのDです。

寒さで身体が冷えると血管が収縮しやすくなり、血流が滞ることで肩こりやむくみ、だるさを感じやすくなります。また、自律神経の乱れから眠りにくさや気分の落ち込みにつながることもあります。お腹の冷えによって胃腸の動きが弱まり、食後のもたれや張りを感じる方も少なくありません。寒さで肩や胸まわりに力が入ることで呼吸が浅くなり、身体全体が温まりにくくなるという影響もみられます。

こうした冷えによる不調をやさしく支えてくれるのが、香りを使った「温め習慣」としてのアロマケアです。今回ご紹介するのは、比較的安全性が高く、日常生活に取り入れやすい精油を使用したアロマケアです。

ラベンダーは緊張をゆるめ、呼吸を深くすることで全身の巡りを整えやすくします。スイートオレンジやベルガモットは、気持ちを明るくしながら自律神経のバランスを整える助けとなり、ストレスによる冷えや胃腸の不調を感じる方にも向いています。ユズは和のやさしい香りで心身をほっと緩め、冷えやすい季節のリラックスタイムに取り入れやすい香りです。

香りを取り入れることで胸まわりがゆるみ、自然と深呼吸が促されると、血流がスムーズになり身体が温まりやすくなります。また、リラックス作用によって胃腸の緊張がやわらぎ、眠りの質の向上を感じる方もいます。

アロマケアの取り入れ方はとても簡単です。朝の身支度中や外出前に、ティッシュにスイートオレンジやベルガモットを1滴落として深呼吸するだけでも、気持ちよく一日を始められます。日中、肩や胸がこわばったときは、マグカップにお湯を注いでラベンダーやユズを1滴垂らし、立ちのぼる香りをゆっくり吸い込みましょう。帰宅後や入浴前には、温めたタオルにラベンダーを1滴垂らして首や胸元に当てることで、身体の緊張がやわらぎます。就寝前には枕元でラベンダーやベルガモットを1滴香らせる、または足湯にラベンダーやユズを1滴加えると、じんわり身体が温まり、自然な眠りにつながりやすくなります。

精油は植物の成分が凝縮されているため、原液を肌に直接つけず、長時間香らせすぎないことが大切です。妊娠中や治療中の方は、使用前に医療者へ相談しましょう。アロマは治療を目的とするものではありませんが、香りと温かさを組み合わせた小さな習慣が、寒い季節を心地よく過ごす助けになります。春を待つこの時期、やさしい香りで心も身体もぽかぽかに整えてみませんか?

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