岡田行功(おかだ ゆきかつ)
医療法人社団倫生会 みどり病院 心臓弁膜症センター長
診療分野:僧帽弁形成術
専門医:心臓血管外科専門医
診療内容
弁膜症治療に有効な内科的治療法はないので、適切なタイミングでの外科治療が重要です。手術後に左室機能が正常領域に回復して、不整脈の心配がなく、薬物治療の継続が不要な手術のタイミングが良いと判断しています。良いタイミングで弁形成術を行うと同年代の健康な人々と同様な生命予後が期待できるので、手術後15年~25年の遠隔成績を考慮して手術を行っています。弁形成術の可能な弁逆流では弁形成術を行い、弁形成術が不適切な弁膜症では人工弁置換術を選択しますが、患者さんの生命予後を考慮した人工弁の選択をしています。
『国民のための名医ランキング2016年版』(桜の花出版、2015年11月刊)49ページより