閉所恐怖症の方にもやさしいMRI検査

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「怖かったけど、初めてMRI検査ができました」
「まわりが開いていて、そとが見えるのがよかったです」

これはみどり病院のオープン型MRI装置でMRI検査を受けられた狭いところが苦手な閉所恐怖症の方のMRI検査後の感想です。

一般的にMRI装置というと、トンネル型・筒型の閉ざされた・狭い形状のMRI装置が多いですが、当院では閉ざされた狭いトンネル型のMRI装置ではなく、左右に空間のある開放的な形状のオープン型MRI装置を導入しています。
他の病院でトンネル型のMRI装置では苦痛を感じMRI検査をすることが難しかった、狭いところが苦手な閉所恐怖症の方がオープンMRI装置でMRI検査するため、近隣の神戸市や明石市にお住まいの方に限らず少し離れたところからもやってこられます。
「閉所恐怖症」というと珍しい病気のように聞こえますが、狭い所が苦手な方はたくさんおられます。
特にMRI検査では狭い空間でMRI装置特有の機械音の鳴り響く中で検査を行ないます。
その上、自分に病気があるのかな、といった不安感なども重なり、これまで狭いところが苦手という意識のなかった方でも、検査時に苦痛や圧迫感、しんどさを訴えられる方が少なくありません。

「以前はMRI検査ができなかったけど、今日は最後まで検査ができてよかったです」

狭いところが苦手な閉所恐怖症の方でも安心して検査できるよう、みどり病院のオープン型MRI装置は、上下左右に空間がある開放的な形状となっています。
MRI検査時には患者様の頭側・足側また両脇が開放されるような形状になっており、体格の優れた方でも十分な開放感が得られます。
トンネル型のMRI装置はトンネル内が暗くなりがちですが、オープン型MRI装置では光の届きやすい明るい環境で、MRI装置特有の検査時の機械音もトンネル型MRI装置に比べ静かな設計になっています。
それに加えて、閉所恐怖症で不安が強い方や小さなお子様の場合には検査時に保護者様などが隣に付き添って検査することも可能です。
痛みの強い方のMRI検査時では仰向きが難しい場合、腕や膝を伸ばすことが難しい場合が多くありますが、オープン型MRI装置は広い空間があるために、少し斜めを向いた状態や、横を向いた状態での検査も可能です。
MRI検査を受けられる患者様に出来るだけ苦痛のない状態で患者様にとってやさしい検査をすることが出来るのがオープン型MRI装置によるMRI検査の最大のメリットです。

オープン型MRI装置によるMRI検査のメリット

1、開放的な構造で圧迫感が少ない
検査時、患者様の頭側・足側また両脇が開放されるような形状
開放的な形状なので狭いところが苦手な閉所恐怖症の方にも優しく検査が可能
苦痛の少ない体勢での検査が可能
2、MRI特有の機械音が小さい
3、検査時に保護者様など付き添って検査が可能

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オープン型MRI装置による画像
胸椎圧迫骨折のMRI画像(写真左・中央)
急性期脳梗塞のMRI画像(写真右の上下)

 

みどり病院のオープン型MRI装置によるMRI検査は院内の患者さんのみならず、神戸市西区・明石市の近隣の医療機関様からの検査依頼も積極的に受け付けています。
MRI検査はペースメーカーなど医療機器が体内に埋め込まれている患者など、MRI検査が受けられない場合もあります。
狭い所が苦手な閉所恐怖症の方で以前トンネル型MRI装置によるMRI検査が出来ずにその後も腰や膝の痛みやめまいの症状でお困りの方、めまい・腰痛・頸や肩や膝などの痛みでお困りの方など気になる症状などがある方は、お気軽にみどり病院外来でオープン型MRI装置によるMRI検査についてご相談ください。