医療保険。
大きく分けて種類は3つ!
何のことでしょう?
前回に引き続き公的医療保障について説明いたします。
日本国民であればすべての人が生まれたときから加入する権利と義務を持つ公的医療保障。
大きく、
・国民健康保険
・社会保険
・後期高齢者医療制度
の3種類に分類することができます。
公的医療保険というと、医療機関にかかったときのみ保険がきくというイメージが大きいと思います。
しかし、加入している保険の種類によって「出産育児一時金」、病気やけがのために勤めを休んだ時の「傷病手当金」、出産の為勤めを休んだ時の「出産手当金」、死亡時の埋葬費の補助、訪問介護を利用する場合の「訪問介護療養費」などさまざまな補償を受けることができるのです。
医療保険 | 保険の対象 |
・職域保険 | 社会保険、社保といわれるもの 公務員や教職員、職場に勤める方々 サラリーマンとその家族が加入している保険 |
・地域保険 | 国民健康保険 上記以外の方。くわしくは農業や漁業に従事している方 パートなどで職場の健康保険に加入していない方 退職により職場の健康保険の資格を失った方 3か月以上の在留資格が決定された住所を持つ外国籍の方 |
・後期高齢者医療制度 | 上記の2つの保険に入っていた方が、75歳以上になると移行する保険 65歳以上で寝たきりの方も対象となります |
前回お話ししたように日本では医療保険を持っていればどこの医療機関を受診することも可能です。
皆様が気になる「医療費」については医療保険や収入により負担額が異なります。
次回、医療費の説明をいたしますが、それまでにわかりにくいことや相談があればみどり病院地域連携室にご相談ください。
お待ちしております。