Nice woman! 頼れる室長!! ~H看護副部長へインタビュー~

まだまだ暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

地域連携室では、今年の4月からH看護副部長が地域連携室の室長として新しく仲間に加わりました!
今までみどり病院で病棟や外来、手術室などの看護師を経て看護副部長として勤務され、今年からは看護副部長と地域連携室長を兼務されています。
地域連携室の業務の中では前方支援の病院間の転院の対応を主に担当しています。
今回はそんな頼れる新・地域連携室長の紹介をQ&A形式でお届けします。
せっかくなので普段聞けないことも質問してみました笑。

Q1 看護師を目指したきっかけを教えてください

某アニメの影響です。
主人公が看護師を目指し奮闘している姿を見て、看護師という職業を意識しました。
某アニメは・・・。年齢が解るのでご想像にお任せします。
中3の進路を考える時点で、掲示板に准看養成所のポスターが貼られているのを見たとき、私でも看護師になれるかな!?と思い、衛生看護科のある高校に進み看護師の道を志しました。単純な動機ですみません。

Q2 みどり病院での経験部署やこれまでに経験した診療科について教えてください

私は、この病院に就職してはや何年?年数も分からなくなるくらい居ます。ですから、みどり病院のほとんどの部署を経験しました。
部署で言えば、病棟、外来、手術室・中材、在宅室(現訪問看護ステーション)。
入職当時病棟で夜勤もしていました。
みどり病院初の透析導入にも関わらせてもらいました。
外来では、一時期内視鏡の介助も経験しました。(だいぶ前ですが)
在宅室は兼務でしたが、訪問看護や訪問診療の同行もしました。今思えば貴重な経験で、今の地域連携の仕事の考え方のベースにもなっています。

一番長いのが手術室・中材ですね。
配属当初は全く経験がない部署だったので、手探りからのスタートで何に関しても一から勉強でした。
中材業務は時代の流れに即した変革を行いました。
手術業務では、心外の立ち上げにかかわったことが一番印象に残っています。
それと、心カテの立ち上げにも関わらせていただきましたね。
そして、この4月から地域連携室です。

Q3 みどり病院で働く魅力は何ですか?

この規模の病院なので、顔の見える関係ですね。
自部署内はもちろんの事、多職種(他部署)間でも一日出勤していれば、いろいろなスタッフと顔を合わせるので、あいさつを交わしたり、内容は別にしても何か会話をしていると思います。

規模の大きな病院だと「あの人誰?」だと思いますが、みどり病院では「どこの部署のあの人!」となりますよね。
そんな顔の見える関係って良くないですか?
日頃のあいさつや会話からコミュニケーションが始まり、次第に関係性が築けていけるのだと思います。
その関係性が業務に反映され、業務が円滑に進み、横の連携に繋がっていくと思います。

Q4 心に残る患者さんとのエピソードを教えてください

私がまだ病棟で勤務していた頃のことですが、当時甲状腺疾患で入院されていた女性患者様がおられ、当時病院にはシャワー室がなく浴室だけでした。
浴室は使用できる時間が決まっており、いつでも使用できるわけではありません。そこで、入浴日以外の日に洗髪をしてあげたのです。

私にとっては特別の事ではなく、少しでもさっぱりしてもらえたら…。くらいの気持ちで。しかし、患者様にとっては凄く嬉しく思ってもらえ、特別だったようです。
その時は、看護師が患者様に洗髪をした。という看護行為にすぎませんでしたが、退院された後に「あの時に髪を洗ってもらってほんとに嬉しかったのよ。身体がしんどくて気分も滅入っていた時だったから。ありがとう。」とお礼を言われました。
今でも外来で顔を見かけると、その時のことをお話しされます。

お礼を言われるようなことではない何気ない看護行為を、十数年経った今も覚えていて下さることをこちらが嬉しく思います。
看護って特別な何かを提供するのではなく、患者様を思い、今何が必要なのかを考え援助することが看護なのだと思ったひとつの出来事です。

Q5 医療人として働く上で大切にしていること(モットー)はありますか?

私が働くうえで大切にしていることは、あいさつと笑顔で接することです。
スタッフ間でもそうですし、患者と看護師としてもそうです。
何事も、あいさつで始まりあいさつで終わると思っています。
そして、プラス笑顔。笑顔で話しかけられて嫌な印象を持たれることはないですよね。
笑顔で接することで、相手も話しかけやすくなりますし、相手の情報も得やすくなりますよね。

医療従事者だからではなく、どんな職業でも必要なことで、社会人の基本だと思っています。
まずは基本。そして、専門職としての知識と技術をプラスしていけばよいのではないでしょうか!?

Q6 趣味や休日の過ごし方を教えてください

私はこれといった趣味はありません。
しいて言えば、読書や映画鑑賞ですかね。つまりインドア派です。
今までは仕事と子育てで、休日は日頃さぼっている家事と、子供と会話を持つようにしていました。
この春から子育てからも解放されたので、健康のために何か体を動かすことでも始めようかな・・・。と思っていたのですが、肩痛とコロナで残念ながら実現できていません。

Q7 地域連携室メンバーの印象は?室長になられた前後で印象は変わりましたか?

私は近年、外来や手術室・中材業務を中心に仕事をしてきたこともあり、患者様の入院に関わることはありましたが、退院に関わることがほとんどありませんでした。
当院の地域連携室では後方支援の業務が多くを占めており、その業務を担っているMSWの皆さんとの直接的な関わりが少なく、個々の印象はともかく客観的にMSWとしての仕事をいい意味割り切ってこなしている。といった印象でした。

4月から配属になり地域連携室の個々の動きや性格など、細かい部分が見えてきました。
個々に患者・家族の意思を入院時から確認し、病状やADLに合った福祉サービスの提案やケアマネとの密な連絡・調整を行ったりしています。
また、MSW同士情報交換・情報の共有もでき、患者様の思いを叶えるために、患者様を中心とした支援を充実したものにすべく奮闘している姿を日々見ています。

みんな患者様のためを想って働いてくれているので、彼女達の熱意がスムーズに患者様、ご家族、そして連携医療機関の皆様に伝わり、より円滑な地域連携となるよう、年長者の私は潤滑油としてこれからもスタッフ達をサポートしていきたいと思います。

Q8 地域連携室長として抱負を一言お願いします!

円滑な入退院支援を行っていくためには、院内(グループ内)連携(多職種連携)、地域連携(病院・開業医・介護施設・福祉関連等)が重要だと思っています。
「私の仕事」「あなたの仕事」ではなく、患者様を中心に多職種で連携することが、支援の充実につながると思います。
連携強化のために各部署や地域への働きかけを行っていきたいと考えています。
地域連携の仕事・介護福祉に関する特別な知識も経験もありませんが、地域連携室の皆さんの力を借りながら一緒に頑張りたいと思います。ご協力よろしくお願いします。

これからも部署内で力を合わせて院内、院外との連携を深めていきたいと思います。
新しい室長、H看護副部長に仲間を迎えて、大きくパワーアップしたみどり病院地域連携室をよろしくお願い致します。