今回は少しリハビリと離れた記事を書かせていただきます。
現在私は入職して、6年と半年がたち、丸7年が経とうとしています。
今では中堅のポジションとなり、新人の教育・指導をするようになっています。
私が入職したころみどり病院リハビリテーション科は、理学療法士4名、作業療法士1名、(リハスタッフ5名のうち新入職2名)、助手1名でした。
現在は理学療法士5名、作業療法士2名、言語療法士1名、助手1名の計9名で、入職した時よりも倍近い人数となっています。
私が入職したみどり病院は、初めての社会経験の場であり、挨拶や礼儀、患者さんとの接し方、知識・技術などが未熟でした。
それから6~7年の月日が経ち、今では新人教育・指導をしています。
そんな私が新人教育・指導をしていく中で、自分の1年目と照らし合わせながら指導する事が多くあり、また改めて指導の難しさを実感しているときでもあります。
そんな私が新人教育・指導をしていく中で気をつけていることがあります。
1つは自分自身が担う責任の重さです。
例えば骨折・術後の患者さんを任され、最終的にリハビリがその人の活動(1人でどこまでできるか)を、決めることになるからです。
それがその患者さんの将来に繋がることを指導しています。
2つ目は、精神的なフォローです。
新人は萎縮してしまうことが多く、思っていることを口にできないことが多くあるのではないでしょうか。
自分の1年目のときも、上司には中々質問ができなかったように思います。
その部分を引き出すように、心掛けて指導にあたっています。
これらが正しいのかわかりませんが、自身の中で注意して指導にあたっています。
そして今は専門学校・大学から次々と理学療法士が輩出され、需要と供給のバランスが合わない時代になってきています。
量(人数)が増えれば質(知識・技術)が落ちる。と言われないよう、知識・技術の自己研鑽に励みながら日々ステップアップし、1人でも多くの患者さんのサポートができるよう頑張っていきたいと思います。
以上、「過去を振り返って」の記事でした。