「誰かの役に立ちたい、頼りにされたい」の原点は母の背中~2021年度 新入職員インタビュー②

みどり病院リハビリテーション科は2021年春に2人の理学療法士が入職しました。前回はそのうちの1人であるPT7年目のスタッフにインタビュー(→前回新人インタビュー記事はこちら)させて頂きましたが、今回は1年目のスタッフにお話を伺いました。
大学にて理学療法士の勉強をして、今年の春、国家試験に合格した理学療法士1年生です。コロナ禍のため、実習が思い通りに出来なかった年代で、臨床を余り知らないまま病院に就職したようです。とても不安な思いを持ちながら入職し、8カ月ほど過ぎた今、どのような気持ちで仕事をしているのかを聞きました。

1.なぜ理学療法士(PT)になろうと思いましたか?

私が理学療法士になるきっかけをくれたのは看護師である母親です。母親の職場には何度か行ったことがあり、職場で働く母親の姿を見たことがあります。そして、患者様だけでなく家族など周りの人達から頼りにされている母親の背中をみて育ちました。いつしか「自分も医療従事者になって誰かの役に立ちたい、頼りにされたい」という思いが強くなっていました。高校3年生の頃、大学のオープンキャンパスに参加し看護学科、理学療法学科の見学に行きました。理学療法学科を見学した際、下肢の柔軟性を高める治療目的で用いられるストレッチ(運動療法)や患部を温める治療目的で用いられるパラフィン療法(物理療法)を経験しとても興味深く感じました。また、「理学療法士は身体機能面の回復、自宅復帰を目標とするだけでなく、患者様が退院後少しでも豊かな生活をおくれるように趣味や地域参加にも貢献することができる」という先生の話を聞き魅力的に感じ理学療法士を目指すことを決めました。

2.学生時代に思い描いていたPTがあると思いますが、実際にPTとして働いてみていかがですか?思う事を聞かせてください。

学生時代は実習見学に行った際に理学療法士が患者様とリハビリされている姿を見て、自分も早く患者様を担当し治療したいと考えていました。実際に4月より理学療法士として働き、この半年間で多くの患者様を担当させていただきましたが、患者様を目の前にするとわからないことや教科書通りにいかないことが多く、知識・経験不足を痛感する毎日で、思い悩むこともありました。しかし、最初にお会いした時は車椅子で移動されていた患者様が、先輩の助言を頂きながらも自分で考えた治療プログラムによって杖で歩けるようになり、目に見える回復にやりがいと達成感を感じました。なによりも退院を見送る際に患者様から「ありがとう」の一言を頂けることが嬉しく、理学療法士として働ける喜びを日々感じています。

3.みどり病院に入職して「ここがすごい!」と思ったことはありますか?

新人教育制度がしっかりしていることです。コロナ禍で実習期間が短くなり、先輩方と比較し学生時代の実習経験が少なかったため、大きな不安を抱え入職しました。しかし、病院で働く上で必要な知識やリハビリ業務に関することを一から丁寧に教えてくださり、入職前の不安が軽減し、円滑に業務を遂行することができています。また、みどり病院は循環器疾患治療にも力を注いでおり、当院ドクターによる循環器勉強会が頻繁に開催されます。新人にも分かりやすく説明してくださり、患者様のリハビリを行う上で必要な循環器の専門的な知識を身につけることができることも魅力の一つだと思います。

4.みどり病院のリハビリテーション科はどんな感じですか?思うことを教えてください。

みどり病院のリハビリ室に見学に行ったときから、リハビリテーション科のスタッフの患者様への笑顔や優しい対応はとても印象的でした。実際、みどり病院のリハビリテーション科の一員として働いてみて、リハビリテーション科は明るく優しいスタッフばかりだと、改めて感じています。また、少人数のためスタッフ間のコミュニケーションが取りやすく、分からないことや悩んでいることを相談した際は親身になって話を聞き、導いてくださります。そのため、新人の私も積極的に報告や相談をすることができています。入職当時は職場に馴染めるか不安がありましたが、先輩方が優しく接してくださり、気づけば半年ですっかり馴染むことができています。

5.社会人として働き始め、生活は大きく変わったと思います。大変な事も多いと思うのですが、学生時代と違って気を付けていることなどはありますか?

社会人として働き始め、学生時代に比べると時間の使い方が変わりました。学生時代は不摂生な生活を送ってしまうことがありましたが、社会人になり体調管理を怠ると、患者様だけでなく病院全体の業務に支障をきたし迷惑をかけてしまうことになります。そのため食事や睡眠時間は特に気を付け、プライベートでは遊ぶ時間や趣味に費やす時間を大切にし、メリハリのある生活を送ることを心がけています。また、医療チームの一員であるという責任感が大きくなりました。患者様の治療を円滑に行い、トラブルやミスを防ぐためには、リハビリテーション科のスタッフだけでなく多職種ともコミュニケーションをとり、患者様の情報共有をすることが重要であると考えています。そのため報告・連絡・相談を怠らず、他スタッフと密にコミュニケーションをとり情報共有することを心掛けています。

6.今後みどり病院のPTとしての将来像を教えてください。

みどり病院は尊敬できる先輩方ばかりで、本当に恵まれた環境で理学療法士として働かせていただいています。今はまだ知識、経験不足で先輩方の助言を受けながら日々の業務をこなすことに精一杯になってしまっていますが、これからも目の前の患者様のために勉強することを怠らず知識や技術を身につけ、患者様が良くなるという喜びを患者様とともに共有できるような理学療法士になりたいです。また、身体機能面の回復はもちろんのこと、患者様の退院後の生活がより豊かになるよう、患者様の希望を汲み取り、患者様一人一人に合った治療プログラムを立案できるような理学療法士を目指していきたいと思います。そして、たくさんの引き出しを持って、いつか後輩ができた時に先輩方が今の自分にしてくださっているように、知識や技術だけでなく、理学療法士として働くことの楽しさを伝えることができる指導者にもなれるよう精進していきたいと思います。

<最後に>

今年は既卒者と新卒者、2名の理学療法士が入職してくださいました。今回インタビューさせて貰ったスタッフは、慣れない日々でしんどかったと思うのですが、いつも明るい笑顔を見せてくれています。辛い事やしんどい事もあると思いますが、患者様からの感謝の言葉に嬉しくなるなど、理学療法士としてのやりがいも見えた8ヶ月だったようです。今年は2人新しいスタッフが入職し、部署内に新しい風が吹き、私たちにも新しい気づきがありました。これからも、「あなたの“自分でできる“を応援します」をスローガンに頑張っていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

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