2023年度は、7月に理学療法士、11月に言語聴覚士、1月に理学療法士の3人のスタッフが入職しました。今回は、2024年1月に入職した理学療法士にインタビューをさせてもらいました。
今回ご紹介する理学療法士スタッフは、6年間、他病院で理学療法士として勤務され、出産・育児を機にみどり病院に入職されました。仕事と子育てを両立されているママさん理学療法士です。今回は、子育てと仕事の両立は大変な事も多いと思いますが、みどり病院リハビリテーション科での仕事内容や、仕事と私生活の両立について聞いてみようと思います。
⓵ 理学療法士(PT)9年目と伺っていますが、なぜPTになろうと思ったのですか?
私は高校生の時にラグビー部のマネージャーをしていました。怪我をして練習に来られない、試合に出られない部員を見てきました。進路を決める際、何か人の役に立つことがしたいと思い、部員のように怪我をした人の手助けができる人になりたいとの気持ちがあり、学校で配布された本で調べて出てきたのが理学療法士でした。当時はスポーツ分野に進みたいと思い大学に入学しましたが、授業や実習を受けていくうちに、循環器疾病をもつ患者様のリハビリがしたいと思うようになりました。
② みどり病院で働いてみて思うことはありますか?前の職場との違い等もあれば教えてください。
以前は循環器疾患と脳血管疾患の専門病院で働いており、私は循環器チームだったので循環器疾患の患者様を中心に担当していました。急性期病院でしたが、急性期~終末期、維持期、生活期まで経験してきました。みどり病院は循環器だけではなく、脳血管疾患や整形疾患、呼吸器疾患と幅広い患者様が入院されています。
以前の急性期病院で培った経験に加え、さらに多くの疾患を経験させていただける環境です。今は子育てに手がかかり、なかなか自己学習に時間を割けない日々ですが、改めて疾患別の知識や技術を培っていきたいと思っています。
以前の急性期病院で培った経験に加え、さらに多くの疾患を経験させていただける環境です。今は子育てに手がかかり、なかなか自己学習に時間を割けない日々ですが、改めて疾患別の知識や技術を培っていきたいと思っています。
③ みどり病院のリハビリテーション科で働いてみてどうですか?思うところを聞かせてください。
みなさん和気あいあいとした雰囲気で、コミュニケーションがとりやすく、相談もしやすいです。生活スタイルや環境が変わり余裕のない状態ですが、体調等気にかけてくださることも多く、仕事以外の話もしやすいです。
また中途採用でもしっかりとした教育プログラムがあり、病院の特色や、診療報酬といった基礎的なところまで教えていただくことができたので、ブランクがある私はすごく助かりました。
また中途採用でもしっかりとした教育プログラムがあり、病院の特色や、診療報酬といった基礎的なところまで教えていただくことができたので、ブランクがある私はすごく助かりました。
④ 初めての子育てと聞いています。生活も大きく変わったのではないかと思います。仕事との両立はどうですか?
子育てしながらの生活リズムには慣れてきましたが、家ではなかなか子供から手が離せずバタバタと一日が終わってしまいます。毎日夫と協力、試行錯誤しながら子育てしています。
保育園の洗礼というものを受け、子供がしょっちゅう風邪を引き、治ったかと思えばまた違う菌をもらい…。私自身も子供からうつる事も多く、急なお休みをもらうことも多いです。我が子は毎日可愛くてたまりませんが、なかなか思うように働くことができず、子育てと仕事の両立の難しさを痛感しています。しかし、そんな中でもリハビリテーション科のみなさんに助けていただいて働くことができています。
保育園の洗礼というものを受け、子供がしょっちゅう風邪を引き、治ったかと思えばまた違う菌をもらい…。私自身も子供からうつる事も多く、急なお休みをもらうことも多いです。我が子は毎日可愛くてたまりませんが、なかなか思うように働くことができず、子育てと仕事の両立の難しさを痛感しています。しかし、そんな中でもリハビリテーション科のみなさんに助けていただいて働くことができています。
⑤ 今後、みどり病院のPTとして将来像を教えて下さい。
まずは、自分が人にたくさん助けてもらった分、その恩を返していきたいと思っています。以前の職場で培った心臓リハビリの経験も活かし、いつかみどり病院でも心臓リハビリができたらいいなと思います。また幅広い疾患を担当できる理学療法士として働きたいです。
<より良い医療を提供するために、安心して活き活きと働ける職場づくりを>
リハビリテーション科スタッフには、同じように子育てをしているママさん、パパさんも多く在籍しています。子供の発熱などで保育園から連絡があったり、急な体調不良で休まないといけない等の状況は誰にでも起こりうる事なので、できる限りお互いで協力して支え合うようにしています。
訓練時は、患者さんへの接し方、声掛けの仕方等とても丁寧で、しっかりコミュニケーションを取りながら進めているので患者さんとの信頼関係も上手く築けているようです。職場が変わることで、今まで担当した事のない疾患の患者様を受け持つ機会もあると思いますが、経験のあるスタッフに質問や相談をしやすい環境づくりを心掛けています。しっかりと患者さんに合わせた訓練ができるようにフォローして、全スタッフで信頼されるリハビリテーション科を目指し、「あなたの自分でできるを応援します」をスローガンに研鑽をつんでいこうと思います。