想いが原点

皆さんこんにちは。
広報担当の宇治原です。

あの暑かった夏も忘れるくらい、めっきり涼しくなってまいりました。
今年の夏は楽しく過ごされましたでしょうか?
私はこの夏に、高知県四万十川へ6歳の息子と一緒に初めてのラフティングを体験してきました。
波を越えたり、川へ飛び込んだり、広大な景色を見ながらゆったり流れる四万十川を満喫することができました。
毎年、息子の成長とともに遊べる場所も増えてくるので、次の夏が待ち遠しいです。

そしてこの夏、私は入職6年目を迎えました。
6年前の夏。
当時は、医師事務作業補助者(クラーク)として外来に所属していました。
出勤前、私と離れたくなくて泣いている息子を、私も泣きながら保育士さんに預けて出勤していました。
仕事が終わり保育園に迎えにいくと、私を見つけ必死でアピールしていた息子の可愛い姿を思い出します。

息子は体調を崩すことが多くて、多い時には週1回ペース、何日も欠勤しないといけないことがありました。
欠勤が続く時は病児保育に預けたり、子どもに無理をさせてしまったりすることもありました。
家庭のために働くことを選んで、それが子どもにつらい思いをさせて、職場にも迷惑をかけてしまっている事に、こんな状態で働いていいのかな?と悩んでいました。

そんな気持ちに気づいてくれた、外来のママさんナースが
「子どもがしんどくてつらい思いをしているときには、お母さんが側にいてあげないと。ここは(みどり病院)お互いさまで休んでいるから、気にしないで。休んでくれないと私も子どもの事で休めないじゃん。それに、休める環境じゃなかったら私は働いてないよ。」
と話をしてくださいました。

その言葉でスッと気持ちが楽になりました。
今でも思い出すだけで、気持ちが楽になります。
看護部長の挨拶にもある「お互いさま」精神で支え合う職場。
それを、職種を越えてお互いさまで支え合える職場を、今もずっと大切にしてくれている看護部長や職員に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

いつ急に休むか分からない私を、サポートしてくれる病院(職員)のために、自分が出来る事を精一杯頑張って、自分しか出来ない事や役割を見つけて、もっと病院(職員)に貢献したい。と思うようになりました。
それが、私のここで働きたいと思う原点です。

そんな私は、今は広報担当をしています。
院外に向けて情報発信をする院外広報はもちろんですが、院内に目を向けた院内広報を大切にしていきたいと思っています。
職員それぞれが目標を持ち、学び、自分で考え、実行することができる職場を目指し、そして病院と職員がお互いに大切にし合える環境づくりを目指していきたいと考えています。

まだまだ勉強することはたくさんあります。
私はみどり病院で何事にもチャレンジし続け、これからも息子と共に成長し続けたいと思います。

~イベントお知らせ~
・院内コンサート 10月4日(水)14:30
・リハビリ健康教室 11月上旬
詳細が決まりましたら院内掲示板、ホームページ、facebookにてお知らせいたします。

~広報誌「みどりの風」2017夏号(第27号)発行~
・<特集>最近の心臓弁膜症センターの取り組み 心臓弁膜症センター センター長岡田 行功
・便秘のいろいろ 消化器外科 齋藤 正樹 看護師/臨床検査技師/医事課
・超音波検査 循環器編
・わたしたちの街の医療機関とお店 中村医院 中村宏臣先生/太寺ガーデン枝吉店