【岡田行功センター長、舩橋亮輔医師】第48回日本心臓血管外科学会総会

第48回日本心臓血管外科学会総会が平成30年2月19日から21日の3日間、三重県津市で開催されました。心臓血管外科領域の日本での総会であります。
当院の心臓弁膜症センターから2題の発表があり、僧帽弁前尖逸脱に対する弁形成術(教育ビデオ 心臓弁膜症センター センター長岡田行功医師)、高度三尖弁逆流に対するクローバーテクニック (心臓弁膜症センター 心臓血管外科舩橋亮輔医師)でした。
写真は舩橋医師が発表しているところです。

 

 

 

 

また、岡田センター長はイタリアミラノから招かれたオッタビオ・アルフェーリ教授による招請講演【僧帽弁逆流に対する治療手段の数々―開心術からカテーテル治療まで】の座長を務めました。アルフェーリ教授は僧帽弁逆流に対する形成術では世界的に有名な外科医であり、心臓血管外科会員にとってはこれからの僧帽弁治療の展望を考えるうえで有益な講演であった。
2016年6月14日イタリアのベルルスコーニ元首相の心臓手術をオッタビオ・アルフェーリ教授が執刀。約4時間の手術で、機能不全になっている大動脈弁を切除し、ブタの弁から作られた人工弁に置き換えた。

 

 

 

<プログラム>
・2月18日(日)
【イブニングセミナー0-A】
座長:岡田 行功(医療法人社団 倫生会 みどり病院 心臓弁膜症センター)
「私の“ パクリ” 手術手技 -初学者でもできる確実なテクニック-」
演者:兵庫県立姫路循環器病センター 心臓血管外科 村上 博久先生

・2月20日(火)
【教育ビデオ1 後天性】
「僧帽弁前尖逸脱に対する弁形成術」
演者:倫生会みどり病院 心臓弁膜症センター 岡田 行功
【ポスターセッション 35 弁】
tethering を伴った機能性三尖弁逆流に対するClover technique の早期成績
医療法人社団 みどり病院 舩橋 亮輔

・2月21日(水)
【招請講演10】
座長:岡田 行功(倫生会みどり病院 心臓弁膜症センター)
「THE WIDE SPECTRUM OF THERAPEUTIC OPTIONS FOR MITRAL REGURGITATION」
演者:San Raffaele University Hospital, Italy Ottavio R. Alfieri