とってもチャーミングなHさんのこと~その後のHさんのこと~ありがとうございます~

<その後のHさん>

2018年10月のブログの主人公、Hさんのその後を本日は紹介させていただきます。
Hさんは相変わらずお茶目な言動で日々過ごされました。
Hさんは年末くらいからレビー小体の症状からか落ち着いて座っていられなくなり、常に職員が手引きをしてホーム内を歩くようになられました。時には急ぎ足になったり、椅子のないところに座ろうとされたり、そして歩き疲れて眠る。という日々が続きました。
そんな日々の中の一コマです。

<ある職員K(女性50歳)とのやりとり>

Hさん「買いもん行こ」
K「何買うの?」
Hさん「美味しいもんや。あんた何食べたい?寿司か?」
K「ええ寿司が食べたいわ」
Hさん「よっしゃ、ほな買いに行こ」
と、職員の手を引っ張り玄関の方へ歩かれる姿はよく見かけました。きっとお孫さんとよく買い物にいかれたんでしょうね。
お寿司と蟹が好きだったそうです。

<夜勤明けの職員Kちょっとふっくら(52歳)と隣のユニットにて>

Hさん「うちの嫁です。もうじき孫が生まれますのでよろしくお願いします」
苦笑いしながらK「よろしくお願いします」
Hさん「あんたええ子産みや」
皆さん爆笑。
そんなやりとりはよくありました。
そういえば私、ちょっとふっくら(女性48歳)にもお腹をなでて「赤ちゃん大事にしぃよ」
と言ってくださったことがありました。
耳がかなり遠い方なので言葉の聞き違いはもちろん、楽しい空想の世界もよく繰り広げられていました。
楽しいひと時を過ごすことができました。

<11月のとある一日>

希の丘には月に一度訪問散髪屋さんが来てくださり入居者の皆さんのカット、パーマ、ヘアカラー、お顔そりを行ってくださいます。
中には毎月カットをされるおしゃれな方もいらっしゃいます。
Hさんは2か月に一度ご主人と一緒にカットをされます。
昨年の11月21日にもご主人と二人並んでカットをされました。
Hさんは座ったままよく眠られるのですがカットをされている時もウトウトとよく眠っておられました。
横でカットをされているご主人はよく眠っておられるHさんを笑顔でほほえみながら見ておられました。
70年連れ添ったご夫婦の微笑ましいショットを1枚撮らせていただきました。
Hさんは希の丘に入居された時はおかっぱヘアーでよく似合ってらっしゃいましたがいつも来て下さる美容師さんの見立てで今のヘアースタイルになられています。
今の髪形も良く似合っておられました。
お茶目でご夫婦仲の良いHさんには職員の方がむしろいつも元気づけられています。
Hさんいつも本当にありがとうございます。