学びから実践へ ~ヘルパー研修「訪問介護計画書に沿った訪問介護依頼書の理解」「介護記録の書き方」~

前回の第83回ヘルパー研修では「介護日誌の役割・演習」を学びました。
介護日誌(記録)の重要性を介護職員(ヘルパー)が認識することにより、関係スタッフ全員が利用者の心身の状況を共有することが出来ます。
私達は、質の高いサービスを提供するために、基本的な部分から学びなおし理解を深める事にしました。
実際に、訪問している担当ヘルパーだけでなく、他のヘルパーが、その利用者の心身の状況や変化を知るためには訪問介護計画書(プラン)や訪問サービス依頼書の内容を理解することから始まります。
そして、提供するサービス内容を把握し、介護日誌(記録)を読むことにより、その利用者の心身の状況や変化を理解し共有することが出来るのです。
この、介護日誌(記録)が曖昧でいつも同じような内容であった場合、他のスタッフには、その利用者の心身の状態が何一つ理解することが出来ません。
記録の上手下手というより、判りやすい記録、誰が読んでも、その時の利用者の状況が想像できるような具体的な記録でなければなりません。

今回の第84回ヘルパー研修では、訪問介護計画書(ケアプラン)訪問サービス依頼書を読み取り、理解することから演習が始まります。

  • 訪問介護計画書ってなに?・・・訪問介護事業所のサービス提供責任者がケアマネージャーが発行した居宅サービス計画書(ケアプラン)の中から訪問介護サービスの内容を、
    より一層、詳しく具体的に示したものです。

訪問介護計画書は、サービスの質を維持・向上させるためにも、きわめて重要な書類です。
どのスタッフが訪問しても同じサービスが提供できるものでなければなりません。

  • 訪問介護サービス依頼書の発行・・・依頼書とは、ヘルパーを派遣するにあたり事前に発行する書類です。サービス提供責任者が事前に利用者を訪問させて頂き収集した情報や心身の状況・サービスの内容等を詳しく書いた書類です。

訪問介護計画書・訪問サービス依頼書の発行・サービス提供責任者による事前の説明や同行訪問による指導を実施します。

―実施演習―

  • 「訪問介護計画書」の要点を読み取り理解する力を付ける。
  • 訪問介護サービス「依頼書」を読み取り理解する力を付ける。
  • 実施したサービスの内容や利用者の心身の状況など他のスタッフが読んだ時に理解ができるような(共有)、介護日誌(介護記録)を書くための演習。

書く事が苦手なスタッフもいますが、このような研修を繰り返すことにより、観察力と書く力が養われます。
観察力が身に付く事により、利用者の些細な心身の変化にも早期に気付くことができます。研修を通じて現場での実践のレベルアップにつなげていきたいです。