真剣に、真摯に向き合う医療と看護〜進化し続けるみどり病院透析センターをよろしくお願いします〜

当院では、2024年11月にベテラン透析医である福士剛彦医師を透析センター長としてお迎えし、新たな透析センターの運営が開始されました。当院の透析センターは24床のベッドを有し、月・水・金に午前、午後の2クール。火・木・土に午前1クールを実施しております。これからは夜間透析も開始予定です。
患者様と真剣に真摯に向き合う医師の姿勢に、背筋が伸びる思いで、新たな環境で業務にあたっております。

私自身は、20数年の看護師歴の中、当院に入職し10年が経とうとしておりますが、当院では、病棟や地域連携室勤務を経て、この春から透析室での管理業務を任されることとなりました。20数年の看護師経験で初めての透析看護の経験です。透析センター長の元、一から勉強の毎日を送っております。透析看護が初めての私に、患者様方が温かく接してくださり、「新体制透析センター」のスタッフも一から様々な事を教えてくれ毎日感謝の日々を送っております。

超高齢化を迎えると言われていた2025年問題ですが、既に2025年を迎えました。当透析センターでも認知症を抱える患者様が多くおられます。10人居られれば十色の人生。私自身、患者様と接する中で「その人その人の人生に向き合う」姿勢を大切にしてきました。まだまだ、人生の先輩方から学ぶ事が多いと痛感する毎日です。

透析患者様は、透析を受けるための拘束時間が多く、生活に不便を感じていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。透析室スタッフと隔日で顔を合わせ、何気ない会話を、楽しみに通院していただけたらと思う毎日です。特別な事が無くても、日常が平穏であり小さな幸せが透析患者様にもありますように。皆様にとって「日日是好日」どのようにつらくても必ず価値のあるものでありますように。
看護師として患者様と、日々を一緒に大切に過ごしていけたらよいと思っております。今後とも当院の透析センターをよろしくお願いいたします。

新たな気持ちで新しく学ぶ看護を行うにあたり、我々看護師が学生時代に暗唱した「ナイチンゲール」の「ナイチンゲール誓詞」を思い出しました。

我はここに集いし者達の前に、これを厳かに神へ誓わん。我が生涯を清く過ごし、我の任務を忠実に尽くさんことを。我はすべて毒あるもの、害あるものを絶つ。悪しき薬は用いず、また知りつつこれを人へすすめざるべし。我は我が力の限り、わが任務の標準を、高くせんことを努むべし。我が任務にあたりて、取り扱う私事のすべて、我が知り得たる一家の内事のすべて、我は一切洩らさざるべし。我は真摯に医師を助け、我が手に託されたる人々の幸のためにこの身を捧げん。

当院は、とても働きやすく魅力的な職場ですので、どうか就職活動中の方がいらっしゃいましたら我々と一緒に医療や看護を語らいながら一緒に働いてみませんか?
いつでもお待ちしております。