病棟での年末年始


新年あけましておめでとうございます。
皆様はどんな年末年始をお過ごしですか?
コタツに入り、○○歌合戦を観ながら、年越しそばを食べましたか?
寒さを楽しみながら初詣に行って、新年の願い事をされましたか?
おせちやお雑煮を食べすぎたり、おとそを飲みすぎたりしていませんか(^―^)?
まー、お正月くらいは良いですよね~。
正月が明けてから、リカバリーしましょう!!

さて、今回は入院中の患者様と病棟ナースの年越しの様子をお伝えしてみようと思います。

入院中の患者様の楽しみと言えば、一番は御家族様の面会です。
年末はやはりご面会も増え、患者様も嬉しそうです。
治療・リハビリへの意欲も高まっている様です。
次は食事でしょうか。
大晦日の夕食にはおそばが出ますよ。
元旦にはおせちを何種類か出してもらえます。
これで、お正月気分を味わうことが出来ます。
食事は患者様の治療にとって、重要な要素ですので、当院で手配できる範囲ではありますが、管理栄養士が業者さんと相談しながら調整をしてくれています。
そして、娯楽といえばTV。
通常は患者様の安静時間を確保するために、朝6時~夜22時しか写らないようになっています(個室は24時間視聴可です)。
12月30日~1月3日までは24時間視聴可の年末年始の特別ルールが存在します。
ですので、○○歌合戦も観られますよ~

さて、病棟ナースに正月休みはありません。
24時間体勢で患者様のケアに努めます。
もちろん、年越しにも勤務するナースがいるわけです。
私も過去に何度も年越し夜勤を経験しました。
一緒に年越しを過ごす相方のナースと助手さんと相談し、いつもの時間帯よりも少し早めに巡視に回り、カウントダウンと新年のあいさつを済ませようと画策したりしましたが、そんな時に限って巡視に時間がかかってしまい、排泄介助などをしているうちに年を越してしまっていて、作戦失敗に終わることが多かったのですが・・・。
ただ、無事に朝が来て、天気が良かったりすると、とても気持ちよく新年を感じられたりしますし、患者様との新年のあいさつは感慨深いものがあって、年越し夜勤者の楽しみの一つになっていたりします。
いつもの夜勤と一味違って、年越し夜勤はスタッフにとっても特別だったりします。
今年も、「手をつなごう」を合言葉に、チーム一丸となって患者様のケアに努めたいと思います。
患者様のご家族様、「安心してください。患者様とスタッフは寄り添って治療に励みます」もう古いですね(^_^;)