ふれあい看護体験

当院では、毎年、夏休みの時期に高校生、看護学生、一般の方を対象に「ふれあい看護体験」を行っています。
今年度は24名の応募がありました。年々応募者が増え、体験者の人達の目的意識も高くなってきたと感じています。

私たちは、これからの高齢化社会を担っていく人達が、患者様と直接触れ合い医療職の素晴らしさを実感し、また医療・看護の心が体験者に届けられればと思い活動しています。
今年度の体験者の人からは、
① 人と関わること、声掛けの大切さと命を預かることの責任感を実感し働きがいのある仕事だと思いました。
② 実際体験してみて気力と体力を使う仕事だと思いました。
患者さん一人一人に笑顔で話しかけながら、テキパキと動いている姿、とても尊敬しました。
③ 患者さんの嬉しい表情や、ありがとうという言葉を聞いて元気をもらいました。
④ 看護師さんが常に患者さんの事を考えながら行動し、親しみを持った声のかけ方を聞いて信頼関係ができているのだと感じました。
この体験を終えて看護師を目指したいという思いが強くなりました。
⑤ 看護師さんの言葉で、「すべての患者さんが同じように元気になって自宅に帰れるわけではないので丁寧にひとりひとりの患者さんに寄り添った看護をすることだよ。」と言われ感銘を受けました。
⑥ 患者さんのために一生懸命にチームみんなで協力しているから患者さんが心地よく生活できているのだと感じ、自分もこんな風に人の命を救う仕事に就きたいと思いました。

などの感想が聞けました。
一日だけの短時間の中、病院で色々なことを体験してもらいこのような貴重な感想をもらえて、やりがいを持てました。

未来の看護師が将来への夢の実現を私たちは心から願っています。
そしてみどり病院で学んだこの体験が何年か後に医療の現場で活かされる事を楽しみに今後も私たちは、毎年このような関わりを大切にしていきたいと思っています。