ハロウィンのつぶやき

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3階病棟は消化器、膠原病、整形を主とした混合病棟です。
スタッフは幅広く、新人からベテランまで助手、クラーク併せて40名の大所帯です。
10月1日から病院全体が電子カルテ導入に伴い、非常にバタバタしましたが、約1か月が経過し、日常を取り戻しています。

先日行われた消化器外科斎藤医師による研修会の風景です。
3階病棟では毎週木曜日13時30分から部署内で消化器カンファレンスが実施されています。最近は胆管膵疾患の症例が重なり、解剖からの研修会をしてくださいました。
「唾液、胃液、膵液、胆汁等各消化液の量は?」
「胆嚢の役割は?」
「胆石の5Fは?」次々質問が飛んできます。
(やさしい先生は前もって宿題でだしてくれているんですが、いざとなると答えられず・・・)
写真は全体の研修会の時のものですが、実際は病棟のカンファレンスルームで行われるため、新人・ベテランともに近くで質疑応答が繰り返され、定例化してきました。

電子カルテ導入となり、忙しいだけでなく、業務が簡素化されたものもあります。
全体の申し送りがなくなり、チームリーダー制が導入されました。
申し送りがなくなった分、カンファレンスの時間が取れるようになり、チームで話し合う時間が増えました。
電子カルテの操作が大変だったことが幸いし、新人とベテランの会話が増え、病棟の団結力が強まりました。この機会にさらにカンファレンスを充実させ、ディスカッションを重ねていきたいと考えています。

今後、チーム単位ではケア内容のカンファレンスの充実に力を入れ、病棟・病院全体で膠原病の勉強会が定例化するように働きかけていく予定です。
こんな3階病棟をこれからもお願いします。

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